巻き爪の治療方法
巻き爪の治療にはいくつかあります。一つはシンプルに爪をはがす方法です。
麻酔はもちろんしますが、それでもかなり痛く、爪が再生するまで安静にしなくてはいけないため、かなり時間がかかります。また、爪をはがすわけですから、傷口から菌が入り可能する恐れもあるので、衛生面には特に注意する必要があります。
そのほかには、ワイヤーで巻き爪を矯正する方法があります。治療をする病院によってやり方に違いはあると思いますが、基本的には爪に穴をあけて、そこにワイヤーを通して元の形状に戻そうとする矯正法です。
治療期間は、個人差がありますが、通常は半年~一年程度です。
しかし、この方法も治療院によっては痛みの出るものもあり、深爪をしている状態だとできない可能性もあります。
巻き爪用のクリップを使用し巻き爪を矯正するという方法もあります。ご自身で簡単に装着することが可能で市販でも売っているものもありますが、爪は人によって大きさ、固さ(厚さ)、形もバラバラなので、自分に合わないものを使用すると、クリップが爪の強度に負けてあまり効果がない、逆に爪が薄く強度が弱かった場合は爪が割れる可能性もあります。
また、女性の場合はワイヤーやクリップでの治療は矯正器具が丸見えなので、矯正中は、針金がストッキングに引っかかる、ネイルなどのおしゃれができなくなってしまいます。